それは愛じゃない

ART-SCHOOLのそれは愛じゃないを車で聴いてた。
アートの曲を聴いてると、映画のワンシーンのようで、熱を持っている冷たさを感じる。
すごく切なくなる。
永遠に叶わない気がする。愛しい人が自分のモノになる事も、分かり合える事も。
それでも触れようと、手をのばす。いつか彼女の手をしっかり握ったまま、その先にいけるんだろうか?
初めてART-SCHOOLを聴いたのは、2002年2月の事で、MISS WORLD をずっと聴いてた。車の免許も取り終わって、学校も休みで、外は寒いし、家にずっといたんだよね。
その時、聴いてたのはsyrup16gのCOPYとフリースロウ、ART-SCHOOLのMISS WORLDだった気がする。
病んでた・・・わけじゃないよ。
どっちも麻薬みたいに聴く事を止められなかったんだよ。
アートは村上春樹の小説の世界を曲で再現してくれたような気もした。MISS WORLDはとくに。
初めて聴いた時から、木下理樹の歌っている事は変わらないと思う。
アートの前のソロの時も、今も。
気持ちも、考え方も生きてれば変わっていくけど、底の部分はそう簡単に変わらない。アートには変わってほしくないな。

MISS WORLD

MISS WORLD