スヌスムムリクの恋人
- 作者: 野島伸司
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/08/07
- メディア: 単行本
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スナフキンの本名だって。ムーミンの中で一番好きだったな、スナフキン。
もっと早くに読んでれば良かった。
ナオチャン、ノノチャン、テッチャン、キヨト君。
綺麗な物語で、読んだ後は、なんか周りに優しくしようと思える。
4人の幼なじみの男の子、そのうち一人の心は、女の子。
みんな大事な人の幸せを考えてて、時には自分を犠牲にして、心が痛くなって。
苦しくて、後悔して、悩んで・・・全て吐き出して、報われたときに、これで良かったんだって。
ナナコの潔さと、自分の意思を最期まで突き通すところ、好きだと思った。
ナオチャンと自殺の話をするとこが、なんかどうも、あぁ、その通りだなって・・・。
なんかね、ナナコと話をしたら、色んなことが解決する気がする。笑。なんかそのくらい好きなキャラだなぁ。
誰もが幸福になる為に生きてる。綺麗な小説でした。